ホーム > お役立ちコラム > 中古機械買取業者とのトラブルはどう対処すべき?
中古機械買取業者というのは、いち早くいい機械を手に入れて、それを売ることで利益を得ています。だから査定依頼は買取業者にとってビジネスチャンスです。このことを覚えておきましょう。
中古機械の一括査定を申し込むと、突然あちこちから電話がかかってくるようになりますが、この段階ではまだトラブルではありません。一括査定に申し込みをすると、その情報は瞬時に多くの中古機械買取業者に届きます。するとそのチャンスを逃すまいと、間髪あけずに査定申し込みの電話をかけてきます。
その数は地域にもよりますが、多いところで5件は当たり前。突然、立て続けに電話がかかってくるのですから、初めての場合は驚くかもしれませんが、そういうものだと思って受け流しましょう。同じように、査定後その場で契約を決めようとするのも、よくあること。他買取業者に出し抜かれるわけにはいかないからです。
ただ、あまり強引な場合は「上に相談しないと決められない」などと説明し、自分一人に決定権がないと伝えるといいでしょう。また、査定後にしつこく勧誘電話がかかってくる場合は、「すでに他の買取業者に売ってしまった」というのが一番です。
買取業者側がどんな態度で出てこようと、こちらが承諾しない限り契約はできません。優位なのは売り手ですから、たとえば複数の買取業者を同じ日時に査定に呼び、値を吊上げる作戦を取るツワモノだっているくらいです。
もっと深刻なトラブルがあります。たとえば詐欺。かなり高額な査定額で喜ばせて、先に機械を持って行ってしまい、振り込まないという悪徳業者がいることも事実です。もっと巧妙に半金だけ支払って機械を引き取り、そのままということもあります。
通常は機械引き渡し前に入金されます。これは契約時にきちんと説明があるはずです。しかし、悪徳業者と通常の取引きの区別はつかないため、連絡がつかなくなってはじめて詐欺だと気付くケースがよくあります。こういったトラブルを避けるためには、絶対に入金を確認するまで機械を引渡さないということです。「明日振り込みますから」などと言い、機械を引き取ってそのままという場合もありますので、慎重に契約しましょう。
一括査定を申し込むと数多くの中古機械販売業者から電話がかかってくるものです。その中から悪徳業者を見分けるのはなかなか難しいものです。知人や同業者に業者の評判を聞いたり、実際に買取業者の会社を訪れてみたり、できる限りの防衛策をしてみてください。一括査定を利用して自分の機械の相場をつかんでおくこともトラブル回避に役立ちます。
広告掲載のお申し込み / 相互リンク / 採用情報 / 利用規約 / プライバシーポリシー
Tweet