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タレットパンチプレスとは?

タレットパンチプレスとは、プレス機械の一種。通称”タレパン”とも言われ、板金の打ち抜き加工によく用いられる。 形状の異なった多数の金型を円状または扇状の「タレット」とよばれる金型ホルダーに配置し、NC制御によって、任意の金型で材料(ワーク)の所定の位置に所定の打ち抜き、成形加工をおこなう。汎用金型を連続して打ち抜くこと(追い抜き、ニブリング)で、板金を任意の形状に打ち抜くことが可能。多品種少量生産に適する。
プレス位置は固定されており、板金材料がクランプされてX-Yテーブル上で移動することで加工場所を決定する。たいていの場合、定尺材5尺×10尺材(1524mm×3048mm)または、4尺×8尺材(1219mm×2438)までの加工を考慮されているが、それゆえに設置場所が広くなければならない。テーブル上には、板金の動きを円滑にするためにブラシやローラーが備えられている。 一旦金型をセットすると、摩耗するまでは基本的に手入れが不要である。また、機械の性質上、機械停止時にしか人手は介在できないため災害の危険性は少ない。金型はメーカーにより独自規格となっており、一部の特例を除いて互換性はない。 薄板の加工が自動で行える。反面、厚板の加工や深絞り加工は不向きである。成形加工は金型サイズに収まるレベルの加工に限られ、本格的な曲げ加工は別途、プレスブレーキなどを使用する必要がある。 NC制御プログラム作成のための専用のソフトウェアが必要となる(命令コマンドの手打ちは事実上不可能)。 打ち抜かれた製品は切り離されずに、材料の板金とミクロジョイントにて、つながった状態で排出される。別途、製品の切り離し作業が必要となる。

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